2023/04/21
「奥歯が臭くて人と会話しにくい」
「奥歯のにおいはどうケアしたらいいの?」
とお悩みの方へ。
歯ブラシが届きにくい奥歯は歯周病や磨き残し、虫歯など、口臭の原因となる要素がたくさんあります。
「奥歯の口臭が気になる」と悩んでいる人は実は少なくありません。
そこでデンタルケアの総合商社であるOKAMURAが、奥歯のにおいが気になる方に向けて、主な原因や対策、おすすめのデンタルケアグッズをご紹介いたします。
口臭に悩んでいる方は、ぜひ参考になさってくださいね。
奥歯が臭いのはなぜ!考えられる4つの原因
奥歯が臭い時、考えられる原因は主に以下の4つです。
- マスク生活による歯周病の発生
- 磨き残し
- 虫歯
- 虫歯の治療跡
それぞれについて、順番に解説していきます。
マスク生活による歯周病の発生
令和5年3月からマスクの着用が原則不要となりましたが、まだマスク生活がメインの方も少なくありません。
実はこのマスクの影響で歯周病が発生しているケースもあり、奥歯のにおいの一因となっています。
マスクを着用すると息苦しさを感じて口呼吸になりがちです。
その結果口の中が乾燥して雑菌が繁殖することで、歯周病菌が発生しやすい状態になります。
歯周病菌は、特に歯周ポケットあたりの汚れが原因になることが多いです。
奥歯の磨き残しが多いと、そこから歯周病菌が発生したりにおいの原因になったりします。
「奥歯のにおいが気になる」という場合、実はこのマスク生活による歯周病菌の繁殖が一番多いのではとOKAMURAは見ています。
磨き残し
奥歯のにおいが気になる場合、磨き残しが原因となっているケースも少なくありません。
奥歯は前歯や中間に生えている歯より歯ブラシが届きにくく、磨き残しが多いポイントです。
特に奥歯の裏側は磨き残しが多い傾向にあるので、歯磨きの時注意しなければいけません。
磨き残したプラーク(歯垢)は放置することでガスが発生し、これが悪臭の原因となっています。
このプラークが歯周病や虫歯になればさらに奥歯のにおいは強くなるので、正しいケアが必要です。
虫歯
虫歯による口臭の原因は、以下の2つがあります。
- 虫歯自体が異臭を放っている
- 虫歯菌の酸によって歯のエナメル質が溶かされ、腐敗臭を放っている
虫歯が原因による口臭では、腐敗臭や生ごみのにおいが特徴的です。
放っておくとどんどん虫歯が進行してにおいも強くなるので、早めに対策する必要があります。
虫歯の治療跡
「すでに虫歯を治療しているのに奥歯が臭い!」という場合、虫歯の治療跡が原因になっているケースもあります。
虫歯の治療で被せものをしている場合、経年劣化ですき間が生じて異臭の原因となります。
すき間の中に歯垢が溜まって除去しきれていなかったり、食べカスが残って雑菌が繁殖したりすることで悪臭の原因になるケースが多いです。
奥歯の臭いが気になる時にできる6つの対策
奥歯の臭いが気になる場合、以下の6つの対策がおすすめです。
- 正しい歯磨き
- 歯ブラシの見直し
- フロスや歯間ブラシの活用
- マウスウォッシュの使用
- 歯科医院への通院
- 親知らずを抜く(医師の判断)
それぞれについて、順番に解説していきます。
正しい歯磨き
「奥歯が臭い」と思った時、まず行うべきなのが毎日正しく歯を磨くことです。
前歯よりも見えにくく口内のスペースが狭い奥歯は、毎日磨いているつもりでも歯ブラシが届いていないケースも少なくありません。
奥歯を磨くときも歯磨きの基本は同じです。
- 歯の表面を磨くときは歯ブラシを直角に当てる
- 側面を磨くときは歯ブラシを斜め45度の角度であてて、歯周ポケットを意識して磨く
といったことがポイントです。
歯ブラシを動かすときはなるべく細かく、歯周ポケットの汚れを掻き出すようにしましょう。
歯ブラシの正しい使い方については、自宅でできるオーラルケアの方法は?6つのアイテムと効果を高める使い方をご紹介で詳しく解説しておりますので、ぜひご参照ください。
歯ブラシの見直し
奥歯のケアを強化したいなら、奥歯に届きやすいようヘッドが薄型や小型になったものを選ぶのがおすすめです。
ヘッドが薄かったり小さかったりする歯ブラシは多くのデンタルケアメーカーが販売しているので、一度ドラッグストアをチェックしてみましょう。
奥歯に届くフロスや歯間ブラシの活用
歯みがきをする際、歯ブラシしか使っていない方は奥歯の磨き残しが多い可能性が高いです。
デンタルケアを見直し、ぜひフロスや歯間ブラシも取り入れてください。
歯ブラシだけのデンタルケアの場合、丁寧に磨いても口内の歯垢を除去できるのは60%程度といわれています。
歯ブラシは歯間や細かい部分に届かないので、その部分に残った歯垢はなかなか除去できません。
歯の側面や歯間もきれいに磨くためには、デンタルフロスや歯間ブラシが必要となります。
奥歯におすすめのフロスは、Y字または細い糸
デンタルフロスは歯間の汚れ除去に効果的で、手巻きタイプとフロスピックの2種類があります。
コスパを重視するなら手巻きタイプがおすすめですが、奥歯の歯間に通すためには慣れが必要です。
フロスに不慣れ・毎日手軽に使いたいという方には、サッと使えるフロスピックタイプが向いています。
フロスピックにはY字とF字の2種類があり、奥歯の歯間を磨くならY字タイプがおすすめです。
そのまま奥歯の歯間にまっすぐ差し込むだけで、歯ブラシよりもしっかり歯垢を除去できます。
糸巻タイプを使う場合は、糸が細いタイプがおすすめです。
奥歯の歯間は前歯よりも狭いので、細い糸の方がスムーズに使えるでしょう。
使う時は指先から肘くらいの長さでカットして、両手の中指に2〜3回しっかり巻き付けて固定することがポイントです。
「前歯の歯間にはすぐ入るのに、奥歯がなかなか入らない」という方は、歯間と糸の角度が合っていないのかもしれません。
スムーズに歯間に入らない時は、鏡を見ながら行うとやりやすいのでおすすめです。
マウスウォッシュの使用
歯みがきの仕上げとして使うマウスウォッシュ(洗口液)は、殺菌や抗菌効果を目的としたもので口内の雑菌繁殖を抑えてくれます。
マウスウォッシュを使うタイミングとしては、歯磨きの仕上げや就寝前がおすすめです。
使うタイミングを決めることで習慣化しやすく、忘れにくくなります。
またマウスウォッシュには医薬部外品と化粧品の2種類があり、違いは以下の通りです。
- 医薬部外品…薬用成分が配合されており、殺菌効果がある
- 化粧品…お口のスッキリ感や爽快感といった使用感を目的にしている
上記の通り、化粧品に分類されるマウスウォッシュには薬用成分が含まれていません。
口臭を根本解決したい方は、薬用成分が配合された医薬部外品のマウスウォッシュがおすすめです。
医薬部外品か化粧品かは、マウスウォッシュの裏面に明記されていますので、購入前にチェックしましょう。
歯科医院への通院
奥歯のにおいが気になる時は、歯科医院に通うのもおすすめです。
歯科医院は虫歯や歯周病だけでなく、清掃目的で通院することもできます。
親知らずを抜く(医師の判断)
歯の一番奥に生えている親知らずは、虫歯や口臭、歯周病といったトラブルになりがちです。
歯並びを悪くする原因の1つであり、親知らずが影響して歯間が狭くなったり歯並びがガタついたりします。
その結果フロスや歯ブラシが届きにくくなり、奥歯の口臭の一因になるケースが少なくありません。
親知らずが原因で奥歯が臭い場合、医師の判断によっては抜歯を勧められることもあります。
奥歯や親知らずもしっかり磨ける!OKAMURAのおすすめデンタルケアグッズ2選
奥歯の口臭が気になる方に向けて、奥歯までしっかり磨けるOKAMURAのデンタルケアグッズを2つご紹介します。
デンタルケアを見直したい方は、ぜひ参考になさってください。
薄型コンパクトヘッドが魅力の「COLORPPO」(カラッポ)
- 薄型・小さめヘッドで奥歯までしっかり磨ける
- ポップでおしゃれな40種類のデザインが自分のお気に入りが見つかる
- 口内の狭い女性でも奥歯までしっかり磨ける
OKAMURAに新登場した「COLORPPO」(カラッポ)は、デザイン性と機能性を兼ね備えた可愛い歯ブラシです。
薄型コンパクトヘッドを採用したので、親知らずや奥歯までしっかり磨くことができます。
両テーパー毛とスパイラル毛の2種類の植毛によって、プラークをしっかり除去できる歯ブラシです。
ハンドル素材は柔らかい高級樹脂によってネックがしなるので、ブラッシング圧を分散させることで歯茎を傷めません。
→ 薄型コンパクトヘッドが魅力の「COLORPPO」(カラッポ)
奥歯の歯間でも切れにくい!「Farbe 」(ファルベ)
- 切れにくい糸を採用したデンタルフロス
- 最高級ポリエステル糸が歯垢を絡めとる
- ハンドル下部のピックも活用できる
シンプルさと専門性を集約させたOKAMURAの「Farbe」(ファルベ)シリーズ。
フロスピックタイプはF字クロスですが切れにくい糸を採用しているため、奥歯にもおすすめのフロスです。
奥歯の歯間は前歯よりも狭い人が多く、フロスによっては糸が切れてしまうことがあります。
切れた糸が歯間に残るとそこに雑菌が繁殖する恐れがあるので、歯間に挟まった場合は完全に除去しなければなりません。
「Farbe」(ファルベ)のフロスピックは約190本の最高級ポリエステル糸が奥歯の歯垢をしっかり絡めとり、口臭の原因となるプラークを除去してくれます。
まとめ
奥歯のにおいが気になる方に向けて、主な原因とその対策、おすすめのデンタルケアグッズをご紹介しました。この記事をまとめます。
- 奥歯の臭いの原因は、マスク生活による歯周病や磨き残しや虫歯が考えられる
- 奥歯の臭い対策としては、正しい歯ブラシやフロスの活用、歯科の受診がおすすめ
- 歯ブラシだけでデンタルケアを行っている人は、フロスなどの活用がおすすめ
奥歯は見えにくい場所にあるので、知らない間に磨き残しが増えたり虫歯になったりしています。
においが気になる時は、ぜひこの機会に歯科を受診したりデンタルケアを見直したりしてみるのがおすすめです。
デンタルケアグッズなら、ぜひOKAMURAの商品をチェックしてみてください。