2018/02/22
日本は、欧米と比べてオーラルケアの文化が浸透していないと言われていますが、近年は歯科医の指導などにより、デンタルフロスの普及が進んできました。
各メーカーが様々な種類のデンタルフロスを販売していて、普段から行くようなドラッグストアでも数多くのデンタルフロスを見かけます。
ただ、本当にたくさんの種類のデンタルフロスがあるので、いざ購入するとなるとどんなデンタルフロスを買えばいいのか悩んでしまいますよね?
そこで今回は、今人気のデンタルフロスの種類と、それぞれのおすすめポイントを紹介していきたいと思います。
最近人気なのは、シリカ配合のデンタルフロス(ホワイトニング効果)
数あるデンタルフロスの中で、最近人気が高いと言われているのは、シリカ配合のデンタルフロスです。
オーラツー ステインクリア デンタルフロスなどが、シリカ配合のデンタルフロスに該当します。
シリカ配合のデンタルフロスは、歯のステイン(着色汚れ)を落とすために開発されたもので、着色汚れの目立つ歯を自然な白さ(歯のもともとの白さ)に近づけていく効果があると言われています。
シリカ配合のデンタルフロスの人気が高い理由は、最近日本人のホワイトニング意識が高まりつつあるからだと考えられます。
(欧米では、ホワイトニングのみならず、歯に関すること全てのセルフケア意識が高いです。)
シリカ配合のデンタルフロスのオススメポイントは、特殊コーティングが歯の表面に付着することにより、歯に輝きがプラスされ2~3トーン明るく見えるところです。(効果の感じ方には個人差があります。)
「家で簡単に出来る範囲のセルフホワイトニングがしたい!」という方にはオススメです。
キシリトール配合のデンタルフロスの人気も高い(虫歯の予防効果)
キシリトール配合のデンタルフロスも人気が高く、特に子ども用のデンタルフロス(フロスピック)で多くの種類が見受けられます。
キシリトール配合のデンタルフロスの人気が高いのは、ガムなどと同様に、虫歯の予防には効果的であると言われているからです。
キシリトールというものは、高濃度の配合(90%以上)でないと、本来の虫歯予防の効果を発揮しないと言われているのですが、
- お口の中が爽やかになりそう
- 虫歯になりにくそう
- 歯が丈夫になりそう
といった一般的なイメージから、キシリトール配合のデンタルフロスを選ばれる方が多いのだと考えられます。
「キシリトール配合のデンタルフロスだから虫歯にならない!」と断言できるわけではありませんが、特に何も配合されていないデンタルフロスと比較すれば、虫歯予防効果が期待できるのではないでしょうか。
<参考>
ふくらむフロス(スポンジフロス)の人気も高い
Amazonやケンコーコムなどで、よく売れていてレビューでも高評価を受けているのが、水気でふくらむタイプのデンタルフロス(スポンジフロス)です。
糸がふわっとふくらむデンタルフロスは、歯茎にやさしく、歯垢を絡め取りやすいという点がオススメポイントです。
「デンタルフロスを使い慣れていなくて力加減が分からないので、歯茎を傷つけてしまったら嫌だなぁ……」と考えるオーラルケア初心者さんにはオススメです。
ただ、スポンジフロスが入れづらいほど歯と歯の間が狭い人は、無理せずにもっと細いデンタルフロスを使用された方がいいと思います。
自分に合ったデンタルフロスを選び正しく使うことが大切!
この記事では、
- シリカ配合デンタルフロス
- キシリトール配合デンタルフロス
- 水でふくらむデンタルフロス
上記3種類の人気デンタルフロスについて取り上げました。
しかし、これらはあくまで一例で、本当に自分にとって使いやすいデンタルフロスは、実際に1度試してみないと分からないのが正直なところです。
自分に合うデンタルフロスは、年代や歯並びなどによって変わります。
オーラルケアをはじめるにあたり、まずは人気・売れ筋のデンタルフロスを試されるのが手っ取り早いかと思いますが、ゆくゆくは自分に合った使いやすいデンタルフロスを見つけて、歯垢をできるだけ取り残さないオーラルケアを目指してくださいね!