2019/03/05
あなたのお家では、歯ブラシをどうやって保管していますか?
「コップに入れている」、「直置きしている」といった声もあるかもしれませんが、多くの方が歯ブラシスタンドを活用しているかと思います。
歯ブラシスタンドを選ぶにあたって、デザイン性を重視する方と、機能性を重視する方とが分かれていますが、歯ブラシを清潔に保管するためには、断然機能性重視のほうが良いです。
今回は、機能性重視で歯ブラシスタンドを選びたい方に向け、オススメできる歯ブラシスタンドの種類をお伝えします。
歯ブラシスタンドは水切れがよくお手入れしやすい物を選ぶ
歯ブラシスタンドを選ぶうえで重視したいのは、”水切れの良さ”です。
例えば、歯磨き粉などを入れられる小物スペース尽きの歯ブラシスタンドや、ファミリータイプの歯ブラシスタンドの場合、どこかに水気が出る穴が開いているものが理想的です。
水気が出る穴が無い歯ブラシスタンドは、湿気がこもりやすく、カビが繁殖しやすいデメリットがあります。
歯ブラシスタンドで繁殖したカビ菌は、立てかけてある歯ブラシのほうにも移ることが考えられるので、歯ブラシスタンド自体が清潔であることも、大変重要なのです。
また、できれば歯ブラシスタンドの素材にもこだわりたいところです。
セラミック(非金属・無機材料)素材の歯ブラシスタンドは、水気があってもぬめりが発生しづらく、お手入れ時にストレスを感じにくいです。
一方、プラスチック素材の歯ブラシスタンドは、ぬめりが発生しやすいです。「何だか触りたくないな…」という気持ちから、掃除を避けるようになると、どんどん歯ブラシスタンドの衛生面が悪くなってしまいます。
掃除する気持ちが削がれないように、水回り独特のぬめぬめが発生しにくい素材の歯ブラシスタンドを選びましょう。
コップを歯ブラシスタンドの代わりにすることは避ける
すすぎ用のコップに歯ブラシを立てて保管している方も多くいらっしゃるようですが、実は衛生的にはオススメできない方法です。
すすぎ用のコップはプラスチックで出来ていることが多く、水気が出るための穴もありません。湿気を好む細菌が繁殖しやすい環境であると言えます。
また、コップに複数本の歯ブラシを立てて保管することは、なおさらオススメできません。
歯ブラシが密集し、それぞれの毛先が触れてしまうと、細菌が移ってしまいます。
人の歯ブラシに付着した細菌が、自分の歯ブラシに移ってくる、またはその逆もあることを考えると、あまり気持ちのいいものではありませんし、実際に虫歯になりやすくなる可能性も否めません。
ともかくコップはスタンド代わりにせず、歯ブラシとは別に保管するほうが良いでしょう。
⇒ 歯ブラシの保管方法について更に詳しく触れた記事はコチラ
※「毎日使う歯ブラシは清潔に保とう!オススメの保管方法と場所」のコラムへリンクしています。
まとめ
今は、珪藻土(けいそうど)が水を吸収してくれるなど、衛生面で優れた機能を持つ歯ブラシスタンドも多いので、毎日使う歯ブラシを清潔に保つことに、しっかりこだわることができます。
家族で暮らしている場合も、人数分の歯ブラシスタンドを用意して、1本1本くっつかないように歯ブラシを保管することが理想的です。
ただ、どれだけ良い歯ブラシスタンドを使用しても、歯ブラシの劣化は止められないので、こまめな交換も忘れないでくださいね。
⇒ 歯ブラシの交換時期を詳しく知りたい方はコチラ
※「歯ブラシの正しい選び方と交換時期で、効果的にオーラルケア!」のコラムにリンクしています。