2022/06/30
「朝の歯磨きは、どのタイミングで行うのがベストなの?」
「朝は歯を磨く時間がない!簡単にできるケアを知りたい」
とお悩みの方へ。
結論から言うと、朝に歯を磨く最適な時間は、朝食前の「起きてすぐ」のタイミングです。口内の雑菌は就寝中に最も増加しやすいため、細菌の繁殖を早めに防ぐためにも、起床後すぐに歯を磨くのがおすすめです。
この記事では朝に歯磨きをする詳しい効果や、忙しい朝に時短でできるオーラルケア・おすすめの歯ブラシ商品についてご紹介します。
歯を磨くタイミングは【朝と夜】が重要!
1日3回の歯を磨くタイミングのうち、特に重要なのが「朝」と「夜」の2回のケアです。
1日のうち最も口内の雑菌が繁殖しやすいのが「就寝中」であるため、寝る前の「夜」と起きてすぐの「朝」に、しっかり歯磨きをする必要があります。
皆さんの中にも、寝起きに「口の中がネバネバしている」「普段より口が臭い」と感じる方がいらっしゃるかもしれません。それは就寝中に唾液の分泌量が減って口の中が乾燥することにより、口内の雑菌が一気に繁殖してしまうためなのです。
朝起きてすぐ?朝食後?歯を磨くベストなタイミング
「朝に歯を磨く」といっても、「起きてすぐ」と「朝食後」、どちらのタイミングで磨けばいいの?と悩む方も多いのではないでしょうか。
先述の通り、おすすめは「起床後すぐに歯を磨く」ですが、一方で「朝食後の歯磨き」にもメリットがあります。
ここでは、タイミング別の歯磨きの効果・NG行動について解説します。
おすすめは「朝起きてすぐに歯を磨く」こと
「朝どのタイミングで歯を磨くのがいいのだろう?」と悩んだら、「朝起きてすぐ」のケアがおすすめです。朝起きてすぐの歯磨きには、以下のメリットがあるためです。
- 口内の雑菌の除去
- 口内環境のリセット
- 目覚めが良くなる
就寝中は唾液の分泌が減って、口の中が乾燥しやすくなります。すると乾燥も相まって唾液で流されにくくなった常在菌が活発になり、口内の細菌が一気に増えてしまいます。
増加した雑菌をいち早く取り除くためにも、菌が最も増加する寝起きのタイミングで歯を磨くのがおすすめです。
また歯磨きで舌や歯茎に刺激を与えることは、脳を活性化させ朝の目覚めをよくする役割を果たします。
朝食後の歯磨きは食べカス除去に効果的
一方の「朝食後の歯磨き」は、歯や歯茎に残った食べカスの除去に効果的です。食後はブラシの届きづらい奥歯の歯間などに食べカスや歯垢が残りやすいため、放置すると虫歯や歯周病の原因になってしまいます。
また普段は中性に保たれる口腔内ですが、食後は酸性に傾きます。
歯は長時間酸にさらされると溶けてしまい、虫歯ができやすくなってしまうのです。そのため口内のph値を保つという意味でも、唾液の中和作用がある朝食後の歯磨きは重要です。
「朝に歯を磨くべきタイミング」と「それぞれの効果」を簡単にまとめると、以下の通りです。
- 起きてすぐ歯磨きをする…就寝中に増えた口内の細菌除去に効果的
- 朝食後に歯磨きをする…食べカスの除去に効果的
起きてすぐの歯磨きと朝食後の歯磨きはメリットが異なるので、「寝起きと朝食後、2回磨く方がいいのでは?」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし歯を磨きすぎると口内の乾燥につながり、別のトラブルを引き起こすリスクがあるため、寝起きと朝食後で2回歯を磨くことはおすすめしません。
仮に起きてすぐと朝食後の2回歯を磨く場合は、それぞれで目的が違うことを意識して、口内が乾燥しないようできる限り優しく磨くことがポイントです。
起きてそのまま朝食を食べるのはNG!
「朝食後に歯磨きをするから、起きてすぐは何もせずに朝食を食べる」という方は要注意です。起床後すぐの状態で朝食を食べると、口内に繁殖した細菌を食事と一緒に体内へ取り込んでしまうためです。
例えば「起きてすぐ白湯を飲む」「口をケアせず朝ごはんを食べる」という習慣は、口の中で繁殖した細菌をそのまま胃腸に送っている状態です。
寝起きに歯磨きをする余裕がない場合も、「水で口をゆすぐ」などの簡単なケアをしてから朝食をとるようにしましょう。
朝、歯を磨く時間がない時の簡単な対処法3つ
「朝、歯を磨く時間がない!」「朝食前に簡単な口内ケアをしたい」という方には、以下の3つの対処法がおすすめです。
- 水で口をゆすぐ
- 洗口液で口をゆすぐ
- キシリトール配合のガムを噛む
あくまで「どうしても歯を磨けないときの対処法」であり歯磨きの代用とはなりませんが、寝起きの不衛生な口内を、短い時間でさっぱり清潔にすることができます。
それぞれの詳しい内容について、順番に解説します。
1.水で口をゆすぐ
朝忙しく歯を磨く時間がないときは、水で口をゆすいだりうがいしたりするだけでもオーラルケアに効果的です。お水をひと口程度軽く口に含み、歯列にぶつけるようにしっかりとゆすぎます。
グチュグチュと強めにゆすぐことで口の中に水流が起き、細菌が排出されやすくなります。歯茎への良い刺激にもなり、目覚めもさっぱりするためおすすめです。
2.洗口液で口をゆすぐ
抗菌剤を配合した洗口液(マスウォッシュ)も、手軽にオーラルケアができるため、時間のない朝におすすめです。
洗口液は歯磨きの補助的なアイテムであり、「洗口液でゆすいだから歯磨きは不要」というわけではありません。しかし寝起きに手早く細菌を除去する「時短アイテム」として効果的です。
洗口液を使う時はすぐに吐き出すのではなく、15~30秒程度口に含んで口内全体に液を行き渡らせるようにしましょう。
3.キシリトール配合のガムを噛む
キシリトール配合のガムを噛む方法も、忙しい朝のオーラルケアとしておすすめです。
キシリトールは虫歯菌に分解されないため、口の中にとどまることで細菌の繁殖を抑える作用があります。またガムを噛むと唾液の分泌が促され、お口の中の自浄作用を促進する効果が期待できます。
しかし砂糖など甘味料が配合されたガムは虫歯の原因になるので、必ずキシリトール100%の歯科専用のガムを選びましょう。
歯磨きと並行して、毎日の習慣に取り入れるのもおすすめです。
朝のテンションを上げる!オカムラのおすすめ歯ブラシ2選
歯ブラシは毎日使うものだからこそ、自分のお気に入りのものを選びたいものです。
歯科医師監修のもと製品づくりを行う、OKAMURAのおすすめ歯ブラシを2本をご紹介します。
1.歯科医師監修の磨きやすさが魅力!「OKAMURA DX」
OKAMURA DXの魅力
- 歯科衛生士とデザイナーが手を組んで開発された高性能な歯ブラシ
- 歯科衛生士が推奨する「ペングリップ」がしやすい8角形の本体
- クリア感のある高いデザイン性で朝のテンションが上がる
現役歯科衛生士とデザイナーの共同開発で生まれた「OKAMURA DX(オカムラデラックス)」は、OKAMURAの100年の歴史とノウハウとが詰まった人気アイテムです。
歯科医院でも推奨商品として販売される歯ブラシで、歯科衛生士監修の高い歯石除去力を誇ります。歯科衛生士が推奨する「ペングリップ」がしやすい、8角形の本体が特徴です。力を入れずに自然に磨ける形状で、歯茎を傷つける心配なくしっかりと歯垢を取り除けます。
ヘッド部分はスモールorラージ、毛先は先細or平切りから選べるなど、ご自分の好みに合わせられる点も特徴です。クリア感のある5色展開で、機能性だけでなく見た目のスタイリッシュさにもこだわった歯ブラシに仕上げました。
2.全40種類のデザイン展開!お気に入りが見つかる「COLORPPO(カラッポ)」
COLORPPOの魅力
・全40種類の豊富なデザインバリエーション
・2種類の毛を使用した、歯石をしっかり除去できる設計
・ヘッドが小さく口内が狭い方や女性にもおすすめ
「ドラッグストアで見かけないような、おしゃれかつ高機能な歯ブラシが欲しい」という方におすすめしたい歯ブラシが「COLORPPO(カラッポ)」です。
デザインはエレガンス・バカンス・スィート・クールの4ジャンルがあり、全40種類と豊富なバリエーションを展開しました。透明感があるクリアハンドルを採用した、自宅の洗面台や職場の歯ブラシ置き場を彩る「おしゃれなデザイン」が魅力です。
品質にももちろんこだわり、ハンドル素材には柔らかい高級樹脂を使用しました。ネック部分がしなることでブラッシング圧を分散させるため、歯茎を傷める懸念もありません。
また両テーパー毛とスパイラル毛の2種類の植毛を使用することで、細い歯間にも毛が届き、歯石をかきだしやすい設計にしました。ヘッドをあえて小さく薄くデザインしたため、口内が狭い方も奥歯の裏側までしっかりと磨けます。
まとめ
朝、歯磨きをするタイミングについてご紹介しました。この記事をまとめます。
- 就寝中に口内の細菌が最も増えるため、朝は「朝食後」より「起きてすぐ」の歯磨きがおすすめ。
- 1日の歯磨きをするタイミングのうち、朝と夜がとくに重要
- ただし、朝食後の歯磨きも虫歯予防や食べカス除去に効果的
- 歯を磨く時間がない時は、水や洗口液でのうがい・キシリトールガムがおすすめ
朝歯磨きをする効果は、そのタイミングによって異なります。それぞれの目的を知って、自分に合った歯磨きのタイミングを習慣化してください。
オカムラでは今回紹介したアイテムはもちろん、朝の歯磨きが楽しくなる「オシャレさと機能性」の両方を備えた複数のデンタルケア商品(歯ブラシ・デンタルフロス)を展開しております。