2022/11/17
「歯間ブラシを試してみたけれど、歯間にスムーズに入らない!」
「歯間ブラシの使い方がよくわからない。」
とお悩みの方へ。歯のすき間を磨ける歯間ブラシは愛用している方も多いものです。
しかし「歯間にスムーズに入らない!」「歯間ブラシを使うと痛い!」と感じる場合は、歯間ブラシのサイズが合っていなかったり、使い方が間違っていたりする可能性があります。
この記事では歯間ブラシがスムーズに入らない方に向けて、考えられる3つの原因と対策をご紹介します。
ぜひ毎日のデンタルケアにお役立てください。
歯間ブラシが入らない3つの原因
歯間ブラシがスムーズに入らない場合、まず考えられる原因は以下の3つです。
- 歯間ブラシのサイズが合っていない
- 歯間ブラシを入れる方向が間違っている
- そもそも歯間が狭すぎる
それぞれの原因について、順番に解説いたします。
1.歯間ブラシのサイズが大きい
歯間ブラシが入らない原因としてまず考えられることは、ブラシが大きくて歯間のサイズと合っていないことです。
そもそも歯間ブラシは、歯間が広い方が使うものであるということを知っておきましょう。
サイズの合わない歯間ブラシは、当然ながら歯間にスムーズに入りません。
無理に使用すると痛みを感じたり、歯茎を傷つけたりするおそれがあるので避けてください。
各デンタルケアメーカーが歯間ブラシを販売していますが、すき間の大きさに合わせて複数のサイズを展開しています。
後ほどサイズの選び方について詳しくご紹介しますので、ぜひ参考になさってください。
2.歯間ブラシを入れる方向が直角になっていない
歯間ブラシが入らない時に考えられる2つ目の原因は、歯間ブラシの角度が正しくないことです。
歯間ブラシは歯のすき間に対して直角に差し込むのが正しい使い方です。
よくある間違いとして歯に添わせるように斜めに使う方がいらっしゃいますが、これは正しくありません。
歯ブラシのように歯に沿わせて歯間ブラシを使うと、想定以上の力が歯茎にかかってしまい、歯茎を傷める原因となります。
後ほど正しい歯間ブラシの使い方をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
3.歯間が狭すぎる
「一番サイズの小さい歯間ブラシも入らない」という方は、歯間が狭すぎる可能性が高いです。
歯間ブラシはある程度すき間が広い部分に使うものですから、狭い歯間には向いていません。
上記のような方は歯間ブラシではなく、デンタルフロスへの切り替えがおすすめです。
歯間ブラシが入らない時に試したい3つの対処法
歯間ブラシがスムーズに入らない・痛みを感じるという方は、以下の3つの対策方法を試してみてください。
きっとご自分のお口に合った解決策が見つかるはずです。
1.歯間ブラシのサイズを小さいものに替える
今使っている歯間ブラシより小さいサイズが展開されているなら、まずは小さいものを試してみましょう。
一般的に市場に出ている歯間ブラシのサイズは、4S(一番小さい)~Lサイズの合計6サイズ程度です。
歯間の大きさにフィットしたものを選ぶ必要があるので、歯間ブラシは歯ブラシよりも種類が多いです。
ご自分にピッタリの歯間ブラシを探すためには、「これかな?」と思うものをいくつか試してみて、歯間に合ったものを探す段階が必要です。
最適なサイズは人それぞれですが、平均的にみるとS~3S程度のサイズを使うことが多いでしょう。
また歯の場所によっても、すき間の大きさは全く異なります。
一般的には、前歯はすき間が空いている方が多く、奥歯はすき間が詰まっている人が多いのです。
奥歯は前歯よりも食べカスが詰まりやすい性質があります。
また、親知らずに押されているせいで歯間が詰まりやすい方も少なくありません。
そのため、奥歯はデンタルフロスの方がおすすめです。
一番小さい歯間ブラシでもスムーズに入らない場合は、狭い歯間を磨くフロスピックやデンタルフロスといったケアアイテムに切り替えてください。
2.歯間ブラシの使い方を見直す
今まで歯ブラシのように歯に沿わせて歯間ブラシを使っていた方は、すき間に対して直角に差し込むようにしましょう。
正しい歯間ブラシの使い方を実践すれば、今までのような違和感がなくなるはずです。
歯間ブラシの正しい使い方
- ブラシはペンを握るように優しくグリップ持ちする
- 歯間ブラシをすき間に対して直角に挿入する
- 歯間にブラシが入ったら、5往復ほどスライドさせる
この時、痛みが出ない程度に若干角度を変えながら歯垢を取り除くことがポイントです - 歯間ブラシを使い終わったら優しく歯間から抜き取る
- 使い捨てタイプならそのままゴミ箱へ捨てる
繰り返し使うタイプの場合はブラシを流水でしっかり洗浄して、風通しの良い場所で乾燥させておく
また歯間ブラシで知っておきたい点が形状の違いです。
歯間ブラシは一般的にI字型とL字型の2種類があり、それぞれで得意とする箇所が違います。
まず爪楊枝のようにまっすぐなI字型は、前歯のお手入れに向いています。
しかしヘッド部分は折り曲げて使えるほど柔らかいため、ちょっと指で曲げて奥歯の歯間を磨くこともできます。
電動ドリルのように直角になっているL字型の歯間ブラシは、奥歯のお手入れに向いています。
奥歯は手が届きにくいため、ヘッドが曲がったL字型の歯間ブラシが重宝します。
歯間ブラシとデンタルフロスの使い分け方
ある程度大きなすき間を磨く歯間ブラシと狭い歯間を磨くデンタルフロス。
この2つは役割が異なるため、併用しても問題ありません。
同じ方の口内でも場所によって歯間の大きさはバラバラです。
だからこそすき間の大きさによって使い分けることで、よりお口をキレイに磨くことができます。
歯間で広いすき間がある方は、歯間ブラシがおすすめです。
針金とナイロンでできた歯間ブラシはフロスよりも太いので、前歯など歯間が広い部分の掃除に向いています。
一方で奥歯など歯間が狭い部分はデンタルフロスがおすすめです。
狭い部分に無理やり歯間ブラシを入れると歯茎が傷つき、出血したり炎症が起きたりするので使用しないようにしてください。
デンタルフロス・歯間ブラシの正しい使い方は【デンタル製品のプロが解説】デンタルフロスと歯間ブラシの違いで詳しく解説しておりますので、ぜひご参照ください。
汚れがごっそり!OKAMURAのおすすめデンタルフロス
歯間が狭くて歯間ブラシが入らない!という方は、細い歯間を磨くのに最適なデンタルフロスへの切り替えがおすすめです。
デンタルケアメーカーのOKAMURAイチオシのフロスをご紹介しますので、ぜひデンタルケアアイテムの参考にしてください。
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Farbeは強化繊維を使った切れない糸が特徴で、銀歯などが引っかかりフロスがよく切れてしまう方に向いています。
糸自体は細いため、狭いすき間にもスッと入る使いやすさが魅力です。
また、手軽に使えるフロスピックタイプなので初心者の方も向いています。
「手巻きタイプは面倒で続かなかった」という方にも、ぜひお試しいただきたいフロスです。
100本入りの大容量パックなのでコスパが高く、毎日気軽に使えます。
女性も手に取りやすいようにRedとBlueのポップなカラーでデザインしました。
まとめ
歯間ブラシがスムーズに入らない方に向けて、その原因と対策をご紹介しました。この記事をまとめます。
- 歯間ブラシが入らない主な原因は、ブラシのサイズ・差し込む角度・すき間の大きさの3つ
- 歯間ブラシは歯間に対して直角に挿入すること。歯に添わせるような斜めの角度はNG
- 歯間ブラシで痛みを感じるなら、無理をせずデンタルフロスへの切り替えがおすすめ
歯ブラシ以外のデンタルケアグッズは使い慣れていない方も多く、「自分に合ったものが見つからない」と悩みがちです。
ぜひ歯間ブラシやデンタルフロスの特徴を知って、ご自分のお口に合ったケアアイテムを見つけてみてくださいね。
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