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歯ブラシにホワイトニング効果はあるの?セルフケアと注意点をご紹介 | デンタルフロスのオカムラ(OKAMURA)

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「毎日の歯ブラシでホワイトニングはできるの?」
「歯を手軽に白くしたい!」

とお悩みの方へ。

モデルさんのような真っ白い歯は清潔感があり、お顔の印象も変わります。
巷では様々なホワイトニンググッズが販売され、「歯を白くしたい」と考えている方が増えているようです。

毎日行っている歯磨きでは、歯の漂白効果(ホワイトニング)は期待できません。
しかし歯の着色汚れを落とすことで、本来の白さを目指すことはできます。

そこでこの記事では
「歯のホワイトニングに興味がある」
「毎日のケアで歯を白くできないの?」
と考えている方に向けて、ホワイトニングの定義と毎日のケアで歯本来の白さを目指すポイントをご紹介します。

セルフケアでありがちなホワイトニングのNG例もご紹介しますので、ぜひ毎日のケアの参考にしてください。

 

歯ブラシだけでホワイトニング(=漂白)効果は得られない

歯のホワイトニングとは、漂白という意味です。
ホワイトニングは、過酸化水素を主成分とする特殊な薬液を使い、歯の外側(エナメル質)だけでなく歯の内側(象牙質)まで白くしていきます。

そして歯ブラシは、歯の表面にあるエナメル質や歯間の汚れを除去して歯周病や虫歯を防ぐためのものです。
歯ブラシでアプローチできるのは歯の外側であるエナメル質のみで、ホワイトニング(=漂白)効果を期待することはできません。

最近ではSNSの流行などで歯のホワイトニングを意識する方が増えました。
しかし、間違った方法やホワイトニングのやりすぎで歯の健康を損なう方が少なくありません。

まずは歯のホワイトニングについて、その定義と方法について、知っていただきたいことを解説いたします。

 

歯ブラシで得られる効果は歯の「着色汚れ」を落とすこと

歯ブラシにホワイトニング効果はありませんが、歯の表面についた着色汚れや歯垢を除去することはできます。
つまり歯のホワイトニング(漂白)効果はなくても、歯表面の着色汚れを除去することで歯本来の白さを保つことは可能です。

コーヒーや紅茶、チョコレートなど、日常の食べ物・飲み物は知らないうちに歯の着色汚れとなって蓄積されています。
毎日丁寧に歯を磨くことは、この着色汚れを防ぐ効果があるのです。

また次でご紹介するホワイトニング施術を受けた後も、歯の白さをキープするために毎日の歯磨きは欠かせません。

 

歯の漂白ならホームホワイトニングかオフィスホワイトニング

歯のホワイトニング(=漂白)の方法は、ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングの2つがあります。

ホームホワイトニングは家で自分で行います。
歯医者さんで自分専用のマウスピースを作成し、処方されたホワイトニング剤を注入し、一定時間装着して歯を漂白します。

ホームホワイトニングは歯医者さんの指導・管理のもと行うので、用法・容量は厳守しなければなりません。

オフィスホワイトニングは、歯医者さんで施術を受けます。
過酸化水素を主成分としたホワイトニング剤を歯に塗布して、専用のライトをあてて歯を漂白していきます。

ホームホワイトニングもオフィスホワイトニングもメリットとデメリットがあり、歯医者さんと相談して合った方を選ぶのがベストです。

 

歯ブラシで歯本来の白さを保つするポイント

歯ブラシで歯を白くするためには、以下の5つのポイントを押さえておきましょう。

  1. 歯の表面汚れをしっかり落とす
  2. 歯の着色汚れ除去に効果的なの歯ブラシを使う
  3. 歯の着色汚れ除去に効果的なホワイトニング用の歯磨き粉を使う
  4. フロスや歯間ブラシを併用する
  5. 着色しやすい食べ物や飲み物に気を付ける

それぞれについて、順番に解説していきます。

 

1.歯の表面汚れをしっかり落とす

「毎日の歯ブラシで歯を白くしたい」と思ったら、表面汚れを落とすことがポイントです。
歯ブラシで着色汚れをしっかり除去できれば、歯本来の白さを目指すことができます。

「歯ブラシで歯のホワイトニング(=漂白)ができないから、丁寧に磨く必要はない」ということはありません。
着色汚れを除去するだけでも、歯や顔の印象は明るくなります。

 

2.歯の着色汚れ除去に効果的な歯ブラシを使う

最近では、ホワイトニングを意識した歯ブラシも多く販売されています。
歯を白くするための歯ブラシをお探しなら、以下の3つのポイントで選んでみてください。

  1. 毛先が平切り形状になっている
  2. ブラシにコシがある
  3. PBT毛を採用している

歯ブラシの毛部分のカット方法として、密集毛や山切りなどがあります。
歯の着色汚れを除去するためには、歯の表面にしっかり毛先があたる「平切りタイプ」がおすすめです。

ブラシにコシがあるタイプは歯垢や汚れを除去しやすく、歯の表面汚れに効果があります。
さらにPBT毛(飽和ポリエステル樹脂)を使った歯ブラシは特にコシがあり、着色汚れ除去におすすめです。

PBT毛はナイロンよりも吸水性が低く、速乾性の高さや雑菌が繁殖しにくい点でも優れた素材です。

また歯を磨くときは、細かく小刻みに動かして磨くことがポイントです。
ゴシゴシと強い力で磨くと歯や歯茎が傷つくだけで、歯を白くする効果は期待できません。

 

3.歯の着色汚れ除去に効果的な歯磨き粉を使う

歯磨き粉もさまざまな種類が販売されており、ホワイトニング効果をアピールするものも増えてきました。
ホワイトニングを意識した歯磨き粉選びでは、以下の2つをチェックしてください。

  • 研磨剤が少ないまたは不使用
  • 有効成分が配合されている

研磨剤が配合されている歯磨き粉は、歯の表面を直接削ることで白さを目指します。
しかしこの方法は歯の表面にあるエナメル質を傷つけ、知覚過敏や虫歯といった口内トラブルになりかねません。

できれば低研磨性や研磨剤不使用の歯磨き粉を選んでください。
具体的には、炭酸カルシウム・無水ケイ酸(シリカ)といった成分が研磨剤にあたり、避けたい成分です。
いつもの歯磨き粉に配合されていないかもチェックしてみてくださいね。

次に歯のホワイトニング効果を高める有効成分として、以下の3つが配合されている歯磨き粉はおすすめです。

  • ハイドロキシアパタイト

歯のエナメル質に近い成分。歯の溝や傷に入り込んで修復することで、着色汚れが入り込むことを防ぐ

  • ポリリン酸ナトリウム

歯の表面をコーティングすることで、汚れの再付着を防いだり汚れを浮かせたりする。
OKAMURAが歯磨き粉を製造する際にも配合する成分の1つ。

  • ポリエチレングリコール

歯表面の着色汚れを浮かして落とす。
成分表ではPEG400などと表記される。

歯磨き粉は、食品と同じく製品の裏面に成分表が記載されています。
パッケージだけで判断せず、購入前に一度裏面の成分表をチェックしてみましょう。

 

4.フロスや歯間ブラシを併用する

歯の汚れや黄ばみに悩んでいる方の多くは、歯表面よりも歯間が黄ばんでいます。
フロスや歯間ブラシを併用して、歯の隅々まで着色汚れを除去しておきましょう。

あまり知られていませんが、歯のホワイトニング(=漂白)をするとき虫歯があるとホワイトニングができません。
この場合、虫歯治療からスタートとなります。

スムーズにホワイトニング施術を受けるためにも、日ごろから歯ブラシやフロスで虫歯を予防しておきましょう。

 

5.着色しやすい食べ物や飲み物に気を付ける

「タバコも吸わないし、自分の歯は着色汚れしていない」と思っていませんか?
コーヒー・紅茶・赤ワイン・カレー・醤油 …日常的に口にするこれらの物は、すべて歯の着色汚れの原因となります。

しかし、「歯が黄色くなるから」という理由でさまざまな食品を避けることは簡単ではありません。
こまめに歯を磨く、キシリトール100%のガムを噛むといった対応を心がけましょう。

コーヒーや紅茶といった飲み物なら、歯に触れないようストローで飲む方法もおすすめです。

 

【注意】避けるべきセルフホワイトニング

SNSやインターネットでは、「自分でできる歯のホワイトニング方法」として様々なアイデアが紹介されています。
しかし、以下の方法は逆効果になるのでおすすめしません。

  • 重曹+綿棒で歯をこする
  • アルミホイルで歯を磨く
  • クエン酸で歯を磨く
  • 歯の消しゴムを使う
  • 海外製ホワイトニング製品を個人輸入する

重曹は、歯磨き粉でいう無水ケイ酸と同じく研磨剤の1つとなります。
重曹はお掃除に使われるほど研磨効果が強く、歯の表面を磨くと、エナメル質をガリガリと傷つけてしまうのです。
アルミホイルも同様に、歯の表面を削り取ります。

またクエン酸は文字通り酸が強い成分です。
歯は酸に弱く、クエン酸は歯の表面を溶かすため、結果として歯が白く見えることがあります。
しかし歯のダメージが大きく、虫歯や知覚過敏に直結するのでおすすめしません。

SNSでも話題になった歯の消しゴムも、歯の表面を削り取ることで白く見せるアイテムです。
結婚式などこの日のために!という限定的な使い方なら、使用方法通りに使ってもよいでしょう。
しかし歯の消しゴムも、毎日のように使用したり強い力でこすったりすると、他の方法と同じく歯の表面を傷つけるので避けるようにしてください。

インターネットの発達に伴い海外製ホワイトニング製品を個人で輸入する方もいるようですが、安易な個人輸入は注意が必要です。
海外の方は日本人よりもエナメル質が強く、また規制も弱い傾向にあります。
海外製のものは、日本人の歯には刺激が強すぎて痛みを感じる方も少なくありません。
日本の歯科医師が提供する海外の製品で、厚労省が認可しているものであれば安全に使えます。
海外のホワイトニンググッズを使うことがあれば、1つの目安として覚えておいてください。

 

セルフケアに最適!オカムラのおすすめデンタルケア2選

最後に、デンタルケアグッズの総合商社であるOKAMURAのおすすめアイテムを2つご紹介いたします。
毎日の歯ブラシタイムに取り入れることで、歯本来の白さを目指せます。

 

毛先を選べる!歯科衛生士と共同開発の「OKAMURA DX」

  • 「平切り」「先細毛」の2種類から好きな方を選べる
  • 「ふつう」「小さい」の2種類のヘッドサイズから選べる
  • 先細毛の「片テーパー毛」の採用で、歯周ポケットと歯表面を両方磨ける

現役の歯科衛生士と開発した「OKAMURA DX」は、OKAMURAの100年の歴史と経験が詰まった歯ブラシです。
歯の表面汚れの除去に適している「平切り」を選ぶことができ、ヘッドの大きさも2つから自分に合わせて選べます。

先細毛は歯間の汚れを除去するのに向いています。
しかし歯を白くしたいなら、表面汚れの除去が得意な平切タイプがおすすめです。

歯科衛生士が推奨するペングリップがしやすい8角形の本体で、毎日無理なく歯の表面を磨ける歯ブラシです。

→「オカムラデラックス」の商品ページはこちら

 

絶対に切れない!強靭な糸のフロス「Farbe」(ファルベ)

  • ピックタイプで初心者の方も使いやすい
  • 防弾チョッキに使われる強靭な糸を採用
  • 絶対切れない糸で歯間に糸が残りにくい

パステルカラーがかわいいFarbe(ファルベ)は、UHMWPEという強靭な糸を使った切れないフロスです。
100本入りとボリューム感もたっぷりで、コスパも良く、毎日気兼ねなく使っていただけます。

ホワイトニングに適した平切りタイプの歯ブラシは、歯間に届きにくい点がデメリットです。
そのためフロスと併用することで、歯の表面と歯間両方にアプローチできます。

→「Farbe」(ファルベ)の商品ページはこちら

 

まとめ

「歯磨きにホワイトニング効果はあるの?」と疑問を持つ方に向けて、ホワイトニングの定義と歯ブラシで期待できること、効果を高めるポイントを解説しました。

この記事をまとめます。

  • 歯ブラシで歯のホワイトニング(=漂白)効果は期待できない
  • 毎日の歯磨きでは、歯の表面汚れを落として歯本来の白さを目指すことができる
  • 重曹やクエン酸、アルミホイルで歯を磨くことはNG

歯でも身体でも、美容と健康の両立は簡単ではありません。
「お金をかけずに歯を白くしたい」と自己流でいろいろとやってしまった結果、歯の健康を損なう方も多いものです。

まずは歯のホワイトニングとは漂白のことであり、過酸化水素という特別な成分を配合した薬液を使う施術であることを知っておきましょう。

毎日の歯磨きには、歯の表面汚れを落として歯本来の白さを保つ効果があります。
いつかホワイトニングを受ける時のためにも、毎日の歯磨きで虫歯のないきれいな歯を保ってくださいね。

「歯の表面汚れをしっかり除去したい」と思ったら、ぜひOKAMURAのデンタルケアアイテムもチェックしてみてください。

→OKAMURAの歯ブラシ一覧を見る