2020/01/24
「何だか歯茎がちょっとかゆい……」「どうも歯茎がムズムズして気持ち悪い……」
そんなふうに感じる時、歯茎は普段の歯茎よりもデリケートになっています。
歯医者での治療とあわせて、毎日のセルフオーラルケアも優しくしてあげるべきでしょう。
そこで今回は、「かゆくデリケートになった歯茎のセルフケア方法」と「歯茎がかゆい時に選ぶとよい歯ブラシ」について、情報をまとめてみました。
また前情報として、歯茎がかゆくなる原因・歯茎がかゆい時にしてはいけないことについても触れておきます。
歯茎がかゆい・ムズムズしてしまう原因とは?
- 歯周病
- 歯槽膿漏
- 花粉症
- 風邪
- ストレス
- 親知らずが生えかけている
……etc.
歯茎がムズムズとかゆくなってしまう原因は、1つとは限りません。
いずれかが原因、ないしは幾つかの原因が重なった結果、「歯茎がかゆい!」と違和感を覚えることが多いです。
ただ、「ちょっと調子が悪いだけだろう」などと楽観視はせず、まずは何らかの歯・歯茎の疾患を疑って歯医者へ行くことが肝要です。
【歯茎がかゆくなる原因を詳しく知りたい方はコチラ】
⇒ 歯茎がかゆい原因と対策 | 疑うべきは歯肉炎
歯茎がかゆい時に“やらないほうがいい”5つのこと
- 歯ブラシで強く磨く
- つまようじで突く
- タバコやアルコール、刺激が強い飲食物の摂取
⇒ 1~3は、かゆい歯茎は刺激に弱く、
傷つきやすいため - かゆい歯茎を指で触る・マッサージする
⇒ 歯茎に傷がつき、その傷口に指の細菌が付着して、
炎症を悪化させるおそれがあるため - 激しい運動や入浴
⇒ 歯茎の血行が促進されて、うずいてしまうため
“一時的なかゆみの緩和に繋がるもの”はついつい試してしまいがちですが、後々さらに歯茎の状態を悪化させてしまうリスク
があるため、我慢しておいたほうがいいです。
“かゆい”に間違った対処法をしたせいで、より耐えるのがツラい“痛い”に変わってしまっては、本末転倒ですよね。
かゆくデリケートになった歯茎のセルフケア方法
歯茎がかゆい状態、つまり普段よりも傷つきやすくデリケートな歯茎に対して、自分で気を付けられることはどんなことなのか……。
まずは、先の項目で取り上げた『歯茎がかゆい時にやらないほうがいいこと』の“逆”のケアをすることが良いと思います。
- 歯磨きの際に力を入れ過ぎない
⇒ 【参考】:正しい歯の磨き方 - タバコやアルコール、刺激が強い飲食物を控える
- 激しい運動や長い入浴を控える
⇒ 冷えたタオルなどを頬にあてて冷やすと、
血行促進が原因の歯のうずきを抑えることに効果的
その他、「【1】うがいで口腔内を清潔に保っておく」「【2】歯と歯茎の間に詰まっている歯垢を取る」、「【3】アレルゲン対策をする」などが、デリケートな歯茎に対する主なセルフケア方法です。
【1】うがいで口腔内を清潔に保っておく
「歯茎がかゆいな」「ムズムズするな」と思うたびに、ブラッシングをしているわけにはいきませんよね。
歯茎が弱っている・弱っていないに関わらず過度な歯磨きは、かえって歯や歯茎の健康を損ねてしまいます。
「それでも何にもしないのはツラい、何もしないよりもマシになりそうなことはない?」と困っている方は、歯茎のかゆみが耐え難くなったときに、うがいをすることを推奨します。
うがいであれば、直接触れることがないので歯茎を傷つけにくく、口腔内環境を清潔に保ち、歯茎の炎症の発生・悪化リスクを抑えることに役立つでしょう。
【2】歯と歯茎の間に詰まっている歯垢を取る
歯茎がかゆくムズムズし、若干腫れも感じる場合。
“今の歯茎のかゆさ”と、“今以上に歯茎が腫れた場合の痛さ”を軽減するなら、“今の歯茎のかゆさ”と、“今以上に歯茎が腫れた場合の痛さ”を軽減するなら、デンタルフロスなどを使って、できる範囲で歯と歯茎の間に詰まっている歯垢を取り除くことを推奨します。
歯垢・食べかすなどが歯間に詰まったままであると、腫れてしまった際に、やわらかい歯茎に対してそれらが食い込み、圧迫されるような痛みを感じたり、歯茎が傷ついてしまう可能性があるためです。
【3】アレルゲン対策をする
歯茎がかゆくなるのは、歯や歯茎の異常のせいだけではありません。
先述したように、日常生活のちょっとしたストレスや風邪、その時々のアレルギー反応(花粉など)
が原因となっている場合もあります。
ハウスダストアレルギーの人は、こまめに部屋を掃除したり、花粉症の人は“本来の症状”が出る時期としては早めだけれども、外出時にマスクをしてみたり……。
先に述べた2つの対処方法と比べれば、優先度は低いですが、おそらくどのアレルゲン対策もカラダ全体の健康に気遣うことと兼ねられるので、「やって損」ということはないと思います。
歯茎がかゆい時は歯茎を傷つけにくい歯ブラシを使おう
繰り返しになりますが、歯茎がかゆい時は歯茎がやわらかく、傷つきやすい状態です。
普段は“ふつう”~“かため”の歯ブラシを使っている人は、歯茎がかゆい時期だけでも、毛先が“やわらかい”歯ブラシに取り換えることをオススメします。
また、歯茎がデリケートな状態になっている時は、力加減のしやすさも大事。
グリップ(持ち手)に工夫があって滑りにくく、毛先が歯茎に接触する強さ・角度を微調整できる仕様の歯ブラシが好ましいでしょう。
“自然な力加減”で、歯茎に負担をかけずに磨ける歯ブラシ『オカムラDX』
「歯茎をやさしく磨かないといけない……」という方にオススメできる歯ブラシの1つとして、当社製品の『オカムラDX』をご紹介します。
『オカムラDX』は、ペングリップ(鉛筆を持つ要領で歯ブラシを持つこと)がしやすい、ラバー素材・八角形の持ち手をした歯ブラシで、歯茎を傷つけないよう、自然に力加減を調節しやすいメリットがあります。
一部歯科医院で販売もしていただいている、高品質な歯ブラシです。
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【まとめ】歯茎がかゆい時は歯茎にやさしく!歯茎を傷つけにくい歯ブラシで磨こう
以上、歯茎がかゆい時のセルフケア方法、および歯ブラシの選び方についてまとめました。
もちろん「かゆくなったことがない」という方や、「ちょっと前までかゆかったけど、しばらくしたら直った」という方も、歯茎を傷つけないやさしいオーラルケアは意識しておいて損はありません。
また、栄養バランスや睡眠時間の確保など、基本的な食習慣・生活習慣を見直し、カラダ全体を整えていく意識も高めればなお、歯や歯茎の健康維持のために良いと思います。
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